ハーフの革靴:手入れの薦め
- ビジネスやフォーマルな場で履くことが多い革靴ですが、綺麗に保ち続けるにはやはり手入れが必要不可欠です。そこで、今回は自分で気軽にできるお手入れの方法と私が愛用しているお手入れグッズの紹介をしていきます!
1.手入れ道具
シューツリー
馬毛ブラシ
ステインリムーバー(汚れ落とし)
靴クリーム(油性・乳化性)
豚毛ブラシ
ポリッシングクロス(靴磨き用の布)
防水スプレー
2.基本的な手入れ
靴の手入れを行う頻度としては靴を履く前と履いた後で軽く埃を落とす程度のブラッシングを行い、月に一度以下のメンテナンスを行います。
1.靴にシューキーパーを入れる
まず靴にシューキーパーを入れます。そうすることで履きしわを伸ばして、しわの間に入った汚れやほこりが取りやすくなります。次にブラッシングを行いますが使用するブラシは馬毛ブラシでコバの間も丁寧にブラッシングしましょう。
2.クリーニング
次にステインリムーバーを布に少量つけ、軽く力を抜いて塗ります。ステインリムーバーを使うことによって古いクリームだけでなく、汚れや汗も落としてくれます。加えて革の通気性もよくなります。
3.クリームで栄養補給
汚れを落とし終えたら、クリームでの栄養補給を行います。その際、ポリッシングクロスもしくはきれいな布でクリームを少量取り、少しずつ塗ります。
4.ブラッシング
靴クリームを全体に馴染ませる為にもう一度ブラッシングをします。この際使用するブラシは豚毛ブラシです。
5.仕上げ
最後に布やグローブで全体を磨き上げます。
3.おすすめグッズ
・シューツリー
シダーウッドシューツリー 2000~円
・馬毛ブラシ
馬毛ブラシ 500~円
・ステインリムーバー
ステインリムーバー(汚れ落とし)648~円
・ポリッシングクロス
ポリッシングクロス 440~円
・乳化性クリーム
乳化性クリーム 648~円
・豚毛ブラシ
豚毛ブラシ 490~円
・ワックス
ワックス 660~円
・防水スプレー
防水スプレー 660~円
おすすめ商品を個別で紹介しましたが、個別での購入が面倒であったら靴磨きに必要ななものが揃った靴磨きセットがAmazon等で販売しているのでそちらで揃えることも可能です。
4.革靴を長持ちさせる秘訣
・靴ひもを解いて靴ベラを使う
靴ひもの場合は脱ぎ履きするときに必ず靴紐を緩めましょう。特に靴を履くときは踵を押して無理やり履いてしまうと靴を傷めて、寿命を縮めてしまいます。そして必ず靴ベラを利用しましょう。踵の内側は普段の使用でも擦れて摩耗していきます。ですので多少面倒でも靴ベラを使用しましょう。
・踵とつま先の修理
お手入れだけではカバーしきれないのが、踵とつま先の摩耗です。踵の摩耗は分かりやすいですが、つま先は気が付いたら摩耗していることがあります。その状態で履き続けると転倒等につながるので、靴の修理屋でトゥスチールやハーフラバーを貼ることをおすすめします。
・靴を休ませる
一日靴を履いたら2日から3日ほど休ませましょう。一週間で三足をローテーションすることをおすすめします。人は一日にコップ1杯分の汗を足からかくといわれており、革靴の湿気が乾くまで半日から一日かかります。連日湿った状態で靴を履くと劣化を早めてしまうので休ませることが大事です。
最後に
初めてのブログで自分が伝えたいことをすべて伝えきれているか心配でしたが、この記事1つで出来るだけレザーの手入れができるように詰め込みました。この記事が少しでも役立てればと思います、良い靴磨きを!